32歳トラウトは「足も魅せる」 HRトップ以外も…過去3年に匹敵の高数値「本来の姿」

エンゼルスのマイク・トラウト【写真:ロイター】

トラウトはここまで5盗塁…2021年から2023年の合計に匹敵

■レイズ 2ー1 エンゼルス(日本時間19日・セントピーターズバーグ)

エンゼルスのマイク・トラウト外野手は18日(日本時間19日)、敵地・レイズ戦に「2番・中堅」で出場。3打数無安打だったが、2つの盗塁を決めた。ここまで両リーグトップタイの8本塁打を放っているだけでなく、盗塁数も5をマーク。自身の過去3年の合計に並び「今季は足も魅せますね」「30盗塁50本塁打とか普通に行けそう」「トラウトは走れる」と期待が高まっている。

2打席凡退で迎えた6回先頭の第3打席で四球を選ぶと、4番サノの打席で二盗、三盗を決めた。その後、サノの右犠飛で生還。チームは敗れたが、一矢報いた。

トラウトは2年目の2012年に49盗塁で盗塁王に輝いている。そこから8年連続2桁盗塁を記録していたが、近年は怪我にも苦しんだ。2021年は2盗塁、2022年は1盗塁、2023年は2盗塁に終わっていた。

今季はブレーブスのマルセル・オズナ外野手と並んでリーグトップの8本塁打を放ち、OPSは1.019。三塁打も2本記録するなど、快速も復活している。大谷翔平投手という投打の柱がドジャースへ移籍し抜けた今、チームを引っ張る32歳に「トラウトの本来の姿がかえってきた」とコメントが寄せられていた。(Full-Count編集部)

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