ようやくのメジャーデビューでファンを歓喜させた超特急

9人組ダンスボーカルユニット超特急が17日、東京・秩父宮ラグビー場でレコード会社ユニバーサルミュージックとのプロモーション契約を締結するイベントを行ない、ファン1万2000人が集まった。

イベントにはグループの新たな門出を見届けるために、「8号車」と呼ばれるファンが大集結。イベントには、同社社長兼CEOの藤倉尚氏がゲストとして登壇。締結の表明に、ファンからも「ありがとうございまーす!」と感謝の歓声があがったという。

契約を記念する「連結切符」が授与され、「締結!」のかけ声とともに、タクヤが代表して切り込み。新たな一歩目を踏み出し、藤倉社長も「ともに東京ドームに行きましょう!」と呼びかけ、会場の盛り上げをひと役買ったというのだ。

同ユニットは、芸能事務所スターダストプロモーションに所属する新人・若手男性俳優・タレントで構成されたグループEBiDAN(恵比寿学園男子部)の中から選抜されたメンバーによるユニットで、もともと自社レーベルに所属。

ダンサーが前方、ボーカルが後方でパフォーマンスを披露する「メインダンサー&バックボーカル」スタイルが特徴で、12年6月にインディーズデビューシングル「TRAIN」をリリース。それから約12年でメジャー契約となった。

「結成時からのメンバーが5人、後から加入したメンバーが4人と新旧のメンバーのバランスが絶妙。まだ、そこまで世間的に存在が知られていないが、メジャー契約を結んだことで今後、これまでとは比べならない露出でのプロモーションが行われるのでは。応援し続けて来た8号車もようやく報われた気分を味わうことができているのでは」(芸能記者)

イベントでは、20日から始まる全国ツアー「BULLET TRAIN Spring tour 2024“Rail is Beautiful”」の追加公演を、8月27日、28日にKアリーナ横浜で行うことも発表。飛躍の1年になりそうだ。

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