万城目学・角田光代・門井慶喜 3人の直木賞受賞作家が解説する“子ども向け古典シリーズ”の気になる内容

直木賞受賞作家の万城目学、角田光代、門井慶喜の3名が、古典を現代の子供たちに理解しやすく解説する新シリーズ「作家さんと日本の古典を読んでみた!」(全3冊)が、ポプラ社から2024年4月に発売となった。監修は、古典教材のプロである同志社大学が担当している。

第一弾の1巻は「ビジュアル竹取物語」を万城目学が解説、2巻は「ビジュアル源氏物語」を角田光代が解説、3巻は「ビジュアル平家物語」を門井慶喜が解説。各作品から厳選された12シーンの本シリーズでしか読めない現代語訳は、各作家が個性を発揮して書き下ろした。

本シリーズは、作家による現代語訳という、子どもたちが楽しむための「読みもの」要素と、「原文」や「逐語訳」など学習を目的とした「教材」要素が組み合わされた、『読みもの』×『教材』の新感覚の古典シリーズとなっている。1見開きに収められた現代語訳、原文、逐語訳を比較しながら読むことで、古典の理解が深まる。また、作家による解説も含まれており、作家の視点から古典を楽しむことができる。ぜひチェックしてみよう。

(文=リアルサウンド ブック編集部)

© 株式会社blueprint