【U―23】オーストラリア撃破のインドネシア 韓国人指揮官が8強対決で母国より日本を希望

インドネシアを率いる申台龍監督(ロイター)

U―23インドネシア代表が18日、パリ五輪アジア最終予選を兼ねるU―23アジアカップ(カタール)1次リーグA組第2戦で、U―23オーストラリア代表に1―0で勝利した。

優勝候補の一角・オーストラリアを下す番狂わせを起こしたインドネシアは、初戦でカタールに敗れたものの、一転して1次リーグ突破に前進した。J1C大阪のDFジャスティン・ハブナー(20)が途中出場し勝利に貢献。17日のルヴァンカップ1次ラウンド2回戦岩手戦にフル出場後、〝中0日〟での強行軍だった。

1次リーグを突破すれば、B組の日本や韓国と対戦する可能性がある。韓国メディア「Xportsニュース」によると、インドネシアを率いる韓国人の申台龍(シン・テヨン)監督は、日本と韓国どちらと対戦したか問われ「難しい質問だ。相手は私が決めることではないが、可能であれば決勝トーナメント1回戦で日本と対戦したい」と答えた。

韓国と対戦して勝つようなことがあれば、母国で批判を浴びる可能性はないとは言えない。申監督は、2016年のリオデジャネイロ五輪アジア最終予選を兼ねたU―23アジア選手権で、韓国を率いたときに、決勝で手倉森ジャパンに敗れた。そのリベンジを果たすためにも、日本を選んだようだ。

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