「能登丼食堂」福井駅前に 被災した地元の復興願い

能登豚をメインにした「能登丼」

 奥能登の食材や器を使った「能登丼」を提供する飲食店が19日、JR福井駅前の複合施設「FUKUMACHI BLOCK(ふくまちブロック)」のフードホール「MINIE(ミニエ)」にオープンした。「能登丼食堂」の店名で、石川県の能登丼事業協同組合が運営。能登半島地震で被災した地元の復興につなげたい考えだ。

 能登丼は奥能登産コシヒカリに、地元の牛や豚の肉、魚介類、野菜を使い、輪島塗などの器で提供するご当地丼。今回は、能登牛や能登豚をメインに郷土食材の車麩なども盛り付ける。

 店はオープンから間もなく満席に。客は能登の食材について店員と会話するなどしながら丼を味わった。

© 一般社団法人共同通信社