テクノホライゾン、一体型電子黒板「ELMO Board」に上位機を加えた2024年度ラインナップを発表

by 正田拓也

電子黒板/デジタルホワイトボード ハイグレードモデル(イメージ)

テクノホライゾン株式会社は、一体型電子黒板「ELMO Board」にハイグレードモデルおよびハイエンドモデルを新たに加えた2024年度ラインナップを発表、夏より発売する。
ハイグレードモデルは「NEXT GIGA環境に合わせた機能性を搭載したモデル」だとしている。

電子黒板の画面を児童生徒の端末に送ることが可能になり、手元で確認できる

搭載しているアプリなど、授業で電子黒板を利用するための使いやすさや操作性を継承。「すぐに」「いつでも」「誰でも」使えるをコンセプトにしている。児童生徒が操作する端末の画面を電子黒板に表示したり、電子黒板の画面を児童生徒の端末に送る「双方向のやりとり」が可能となった。

児童生徒の端末で電子黒板の画面を見ることができれば、離れた席の児童生徒も確認しやすくなる。さらに、モバイルディスプレイのMOMOBoと連携して映像の送受信を可能とし、グループごとの意見交換など対話を促進する効果も期待できるという。

モバイルディスプレイのMOMOBoと連携強化

ハイエンドモデルは「令和の子供たちの学びをサポートする機能性を搭載したモデル」で、高性能のCPUを搭載して処理能力が向上し、Wi-Fi 6Eへの対応で通信性能を高め、サブウーファーの搭載で音質を向上させた。

さらに認証やロックなどセキュリティを強化、メンテナンスがしやすい設計として保守サポートも充実させた。

なお、55型から86型までのモデルがラインナップされるが、グレードや機能により用意される画面サイズは異なる。また、テクノホライゾンの一体型電子黒板は、これまで学校・教育機関向けが「xSync Board」、企業向けは「ELMO Board」としていたが、今回からどちらも「ELMO Board」ブランドに統一する。

55型から86型まで、それぞれに機能やスタンド仕様の違うモデルをラインナップする

今回の新モデルについては、5月8日(水)から10日(金)にかけて東京ビッグサイトで開催する「第15回 EDIX(教育総合展)東京」(EDIX東京2024)に出展するという。

© 株式会社インプレス