北朝鮮、国歌の題名も変更 「韓国と同じ」嫌う?

2014年、仁川アジア大会の選手村の入村式で国歌を歌う北朝鮮の女子選手(手前)=仁川(共同)

 【ソウル、北京共同】韓国統一省関係者は19日、北朝鮮が国歌「愛国歌」の題名を変更したことが確認されたと明らかにした。「朝鮮民主主義人民共和国国歌」になったとみられている。敵視を強めている韓国の国歌の題名も「愛国歌」だったため「韓国と同じなのを嫌った」との見方が出ている。

 北朝鮮は既に国歌の歌詞の一部についても、韓国との平和統一を放棄する方針を反映するために変更している。一方、北朝鮮外務省のホームページ上では、国歌を紹介する項目で歌詞は変更されているが、題名は「愛国歌」のままだ。変更前の題名が憲法に明記されており、改正する必要があるためとみられる。

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