ディッキー・ベッツ、オールマン・ブラザーズ・バンドの共同創設者が80歳で死去

現地時間2024年4月18日の朝、オールマン・ブラザーズ・バンドの共同創設者でシンガー/ギタリストのディッキー・ベッツが、癌と慢性閉塞性肺疾患との闘病の末80歳で死去した。

遺族は彼のインスタグラムで、「フォレスト・リチャード・“ディッキー”・ベッツ(1943年12月12日~2024年4月18日)が80歳で穏やかに亡くなったことを、深い悲しみと重い心でベッツ一家は発表します。この伝説的なパフォーマー、ソングライター、バンドリーダー、そして一家の家長は、フロリダ州オスプレーの自宅で家族に囲まれていました。ディッキーは超人的で、彼の死は世界中で感じられるでしょう。この困難な時期に、家族は皆様に祈っていただけますこと、そして今後数日間はプライバシーを尊重していただけますよう求めています。詳細については、適切な時期にお知らせします」と発表した。

オールマン・ブラザーズもかつてのバンドメイトの死を悼む声明をウェブサイトに掲載し、「ギタリストのデュアン・オールマンと並んだ彼の並外れたギター・プレイは、サザン・ロックとして知られるジャンルの特徴的なサウンドとなったユニークで特徴的なデュアル・ギター・サウンドを生み出した。彼は音楽、ソングライティング、釣り、狩猟、ボート、ゴルフ、空手、ボクシングなど、人生において情熱的だった。ディッキーは、興味を引かれたことには何でも積極的に取り組み、得意としていた」などとコメントし、「演奏し続けてくれ、ブラザー・ディッキー。君は永遠に忘れられることはないだろうし、深く惜しまれるだろう」と締めくくっている。

ベッツの訃報を受け、多くのミュージシャンがSNSで、彼が音楽業界に残した足跡を讃えた。

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