映画『トラペジウム』、JO1・木全翔也がナレーションを務める予告編と不穏な空気漂う場面写真公開

乃木坂46の1期生・高山一実が小説家デビューを果たした青春小説を、『ぼっち・ざ・ろっく!』、『SPY×FAMILY』を手掛けたCloverWorksの制作のもとアニメーション映画化した『トラペジウム』。5月10日(金)からの全国ロードショーを控え、新場面写真とJO1・木全翔也がナレーションを務める15秒予告が公開されました。

原作『トラペジウム』(KADOKAWA刊 / 『ダ・ヴィンチ』連載)は、アイドルを目指す高校生・東ゆうが、東西南北の美少女を集めながら自らの夢に向かって進む物語。トップアイドルグループのメンバーとして活動してきた高山自身の経験や葛藤が込められた内容で、瑞々しくもリアリティーと熱量に満ちた文章で反響を呼び、累計30万部の大ヒットを記録し、アニメーション映画化企画が始動しました。長期に渡る映画制作の中で、高山は脚本や音楽など幅広く携わり、CloverWorksと制作スタッフ・クリエイターの協力のもと、映画作品として『トラペジウム』を新たに再構築しています。

主人公の東ゆうを演じるのは、新人ながら『逃げ上手の若君』の主人公・北条時行役に抜擢され、今後の更なる活躍に大注目の結川あさき。そして、ゆうがアイドルになる為に仲間になっていく東西南北の美少女たちに、羊宮妃那、上田麗奈、相川遥花といった若き実力派キャストがラインナップ。また、主題歌は音楽プロジェクトMAISONdesによる「なんもない feat. 星街すいせい, sakuma.」。さらに、追加キャストとして、工藤真司役を務める、人気グローバル・ボーイズ・グループ“JO1”の木全翔也、伊丹秀一役のお笑いコンビ“ウッチャンナンチャン”内村光良が発表されると、Xのトレンドにも入るなど、大きな話題を集めています。

主人公の東ゆうは“絶対にアイドルになりたい”と強い想いを抱き、「1.SNSはやらない」「2.彼氏は作らない」「3.学校では目立たない」「4.東西南北の美少女を仲間にする」、というルールを課して高校生活を送る、夢にまっすぐな女の子。半島地域「城州」の東に位置する城州東高校に通いながら、西、南、北の高校へ通う可愛い女の子と友達になる計画を進めていきます。そんな中で出会ったのが、人見知りでロボットに夢中な西テクノ工業高等専門学校2年生、“西の星”・大河くるみ、お蝶夫人に憧れるお嬢様で天真爛漫な聖南テネリタス女学院2年生、“南の星“・華鳥蘭子、そしてボランティア活動に勤しむ控えめで優しい城州北高校1年生、“北の星”・亀井美嘉。雰囲気やキャラも全く違うそれぞれの個性を持った“東西南北”の美少女たちは段々とそれぞれの仲を深めていきますが、ゆうが夢を追い求める中で4人の関係性はすこしずつ変化が生じていき――。

今回公開された新たな予告では、アイドルを目指すゆうをそばで支える工藤真司を演じた、JO1・木全のナレーションで収録。「わかってる。こんなやつがアイドルになるべきじゃないってことくらい」と夢に向かって真っすぐつきすすんでいたはずのゆうが弱音を吐くシーンや、仲間として一緒に頑張ってきたくるみや美嘉の眼には涙が……。さらに暗い部屋で1人悩みを抱えるゆうが映し出され、これまでとは違う様相を見せる予告となっています。あわせて公開された場面写真も、先日公開された、高校生たちの青春きらめく場面を切り取ったものとは打って変わって不穏な空気が漂うものに。一体彼女たちに何があったのか、絶対にアイドルになるという夢をどこまでも追いかけた主人公・東ゆうの夢の結末が気になる予告編に映画への期待が高まります。

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