F1=アストンマーチン代表、「アロンソの引退を懸念していた」

[上海(中国) 18日 ロイター] - 自動車レースF1、アストンマーチンのマイク・クラック代表は18日、同チームとの契約延長で合意したフェルナンド・アロンソ(42、スペイン)について、F1が全24レースと過密スケジュールになったことによる引退の可能性を懸念していたと明かした。

アストンマーチンは11日、個人総合優勝2回のアロンソとの契約延長を発表。アロンソは来季から少なくとも2シーズンは同チームにとどまることとなった。

F1では昨季から史上最多24レースの開催が予定されていたが、昨季は中国グランプリ(GP)が中止となり23レースを実施。今季からは24レースが行われる予定となっている。

クラック代表は、「(アロンソが)どのように仕事に取り組み、どのように関わっているかを見れば、彼には100%しかないことが分かる。それを考えると、彼が『自分の人生で他(F1以外)にもやってみたい』と言うのではないかという懸念はあった」とコメント。「だから今の段階で、彼がプライベートよりもF1を愛していることが分かり、とてもうれしかった」と続けた。

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