ugo、設備点検パッケージ「ugo点検パック」トライアル提供開始

by ドローンジャーナル編集部

2024年4月16日、ugoは、設備点検業務の自動化やデジタル化を推進する機能をまとめた「ugo点検パック」のトライアル提供を開始することを発表した。

ugo点検パックは、ロボット・センサー・AI技術を活用し、点検実施スケジュールの設定から、巡回の自動化、記録のデジタル化、作業日報の作成、点検データが異常値を超えた場合の現場作業員への自動アラートまで、従来の点検業務フロー全体をワンストップでDX化するパッケージ。

汎用的なロボットにugo点検パックを加えることで、設備点検業務に必要な機能をすぐに業務で使える状態にセットアップすることができ、現場ごとにセンサーやAI技術のオプションを選定できる。

「ugo点検パック」概要

ugo点検パックは、ugoの標準機能に加えて、設備点検業務に必要なスケジュール機能、長時間録画機能、レポート出力機能、時系列グラフ表示機能、異常アラート機能が利用できる。追加オプションにより、後付けで設置できるセンサー、アナログ・デジタル共に対応可能なメーター読み取りAIとの連携も可能。点検現場に合わせてカスタマイズができる。

【ugo点検パックの機能】

スケジュール機能
長時間録画機能
レポート出力機能
時系列グラフ表示機能(追加オプションのセンサー設置時に有効となる)
異常アラート機能

【追加オプション】

各種センサー:ugoにセンサー(サーモカメラ、環境センサー、空気質センサー、温湿度センサー)を後付けすることでセンシングできる情報を拡張。これによりugo内蔵のカメラ画像以外の各種データを扱えるようになる。

メーター読み取りAI:ugo Platformとメーター自動読み取りサービスとの連携により、ugo搭載のカメラでアナログメーターや回転式メーターの数値を自動で読み取りデータ化する。(サードパーティ提供サービス)

同社は、2024年6月30日まで、ugo点検パック(トライアル版)を特別価格で提供するキャンペーンを実施。また、点検用途ロボットとして「ugo mini」をラインナップに揃えているが、ugo点検パック(トライアル版)のリリースにあたり、ugo mini 評価版のレンタルを数量限定で開始する。

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