岸田首相が日本国際賞受賞の学者らと面会  持続可能な社会につながる研究を称賛

岸田首相は19日、首相官邸で 科学技術の分野で人類の平和と繁栄に大きく貢献した研究者に贈られる「日本国際賞」受賞者の、ブライアン・ホスキンス英レディング大学教授、ジョン・ウォーレス米ワシントン大学名誉教授、ロナルド・エバンス米ソーク研究所教授らの表敬を受けた。面会には賞を主催する、国際科学技術財団の小宮山宏理事長が同席した。

岸田首相は「ホスキンス博士の理論数値モデルの研究、ウォーレス博士のデータ解析は、天候異常の予測可能性の向上に大きく貢献し、地球温暖化により激甚化・頻発化している異常気象から、私達の生活を守ることに繋がっている」と述べ、エバンス博士の研究が喘息、白血病や糖尿病の治療薬の開発などに繋がっていることも称賛した。

その上で社会の持続可能性の向上に繋がる研究への敬意と、一層の活躍への期待を示した。

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