Elgato、安価な配信向けシリーズ「Neo」。Stream Deckやマイクなど5製品

by 浅井 淳志

Elgato Neoシリーズ

SB C&S株式会社は、丸みを帯びた親しみやすいデザインと手頃な価格を特徴とするElgato配信者向け新シリーズ「Elgato Neo」を20日より発売する。

液晶付きショートカットキーボード「Stream Deck Neo」、USBキャプチャ「Game Capture Neo」、配信用ライト「Key Light Neo」、USBコンデンサマイク「Wave Neo」、Webカメラ「Facecam Neo」の5製品を展開し、実売予想価格は順に、1万3,980円前後、1万9,980円前後、1万4,280円前後、1万4,280円前後、1万6,280円前後の見込み。

Stream Deck Neo

Stream Deck Neo

Stream Deck Neoは、カスタマイズ可能なLCDキーを8個搭載し、OBSなどのアプリやプラットフォームを操作できるショートカットキーボード。テキストのペーストやフォルダ閲覧などの繰り返し作業のほか、音楽再生やWeb会議でのミュート操作でも利用できる。

LCDキーの下には、日付や時間などの情報をリアルタイムで表示するInfobarと、タップすることでアクションのページを切り替えられる2つのTouch Pointsを搭載する。本体は3段階の傾き調節に対応する。

本体サイズは約107×26×78mm、重量は約210g。

Game Capture Neo

Game Capture Neo

Game Capture Neoは、最高で4K/60fpsのHDRパススルーに対応するHDMI対応USBキャプチャ。録画/配信はフルHD/60fpsをサポートする。

本体サイズは約123×65×20mm、重量は約90g。

Key Light Neo

Key Light Neo

Key Light Neoは、アプリのインストールなしでUSBに接続するだけでも使用できる配信用ライト。本体には明るさや色温度を調節できるダイヤルを搭載するほか、配信用照明とデスクライトとしての機能を切り替えるプリセットボタンも備える。

デバイスのUSBドックのほか、コンセントからも給電できる。照明のコントロールは専用アプリだけでなく、「Stream Deck」でも操作できる。

輝度は400~1,000ルーメン、色範囲は2,900~7,000Kに対応する。本体サイズは約150×38×150mm、重量は246g。

Wave Neo

Wave Neo

Wave Neoは、設定不要でPCやPlayStation 5、iPadなどに使用できる配信向けコンデンサマイク。センサーをタップしてミュートでき、ミュート中はLEDランプが点灯する。27日に発売する。

Wave Linkアプリによりオーディオミックスやボイスエフェクトの追加が可能なほか、Stream Deckと接続することでキー操作でのオーディオコントロールもできる。

主な仕様は、サンプリングレートが最大96kHz、ビットレートが24bit、周波数特性が20Hz~20kHz、感度が-23dBFS(最小ゲイン)、最大SPLが120dB。インターフェイスは、USB Type-C、3.5mmヘッドフォン端子。

本体サイズは92×92×282mm、重量は520g。高さを出すことでキーボードノイズを低減する卓上スタンドを備える。

Facecam Neo

Facecam Neo

Facecam Neoは、1080p/60fpsでの撮影に対応したWebカメラ。HDRに対応し、厳しい光環境下でも鮮明に撮影できるという。専用のCamera Hubアプリにより、デジタル一眼レフカメラのように設定をカスタマイズできる。発売日は未定。

ソフトウェアの設定なしで使用できるほか、プライバシー保護としてスライドできるシャッターを内蔵する。

センサーはCMOS(1/2.9型)、絞りはF2.0、画角は77度、対応解像度は1080pが60/30fps、720pが60/30fps、540pが60/30fps。インターフェイスはUSB Type-C。本体サイズは88×32×40mm(マウントを除く)、重量は80g(同)。

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