J助っ人が日本→ドーハ移動で“中0日”の強行出場 救世主登場で海外注目「普通ではない」

ジャスティン・ハブナー(写真左)が強行出場【写真:2024 Asian Football Confederation (AFC)】

U-23インドネシアはU-23オーストラリアに勝利を飾った

U-23インドネシア代表は4月18日、U-23アジアカップのグループリーグ第2戦でオーストラリア代表と対戦し、1-0で勝利を飾った。米ニュース専門放送局「CNN」インドネシア版は同代表として超過密日程を強行出場したJリーガーにスポットライトを当てている。

セレッソ大阪の新加入DFジャスティン・ハブナーは4月17日に盛岡で行われたルヴァンカップ・J3いわてグルージャ盛岡戦でフル出場。1-0の勝利に貢献すると、そのまま即U-23アジアカップが行われているカタール・ドーハへ移動。そして18日のオーストラリア戦でベンチ入りを果たし、後半27分から強行出場を果たした。

同メディアは「2024年U-23アジアカップでインドネシアU-23代表を守るため、この24時間でとても多忙な日々を送っている」と伝え、「プレー時間や飛行時間を考慮すると、ハブナーは明らかにパフォーマンスを発揮するのに理想的な状態ではなかった。たとえ飛行時間を除いたとしても、サッカー選手にとって2日連続でプレーすることは明らかに普通ではない」と、中0日で強行出場。背番号10を出場させたシン・テヨン監督の心情を「後半25分が経過した時点でシン・テヨンはついにハブナーのプレーを決断。コンディションは理想的ではないが、信頼に十分に応えられる」と表現し、チームに欠かせない存在だと指摘した。

日本から駆け付けたヒーローの活躍により、インドネシアは決勝進出へ望みをつなげた。(FOOTBALL ZONE編集部)

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