林遣都「いまは人生の分岐点かもしれない」理想の芝居を求め、高みを目指し続ける姿に迫る『情熱大陸』

By TV LIFE

『情熱大陸』林遣都©MBS

4月21日(日)放送の『情熱大陸』(MBS/TBS系 午後11時15分~11時45分)に、俳優の林遣都が出演する。

透き通った大きな瞳が印象的だった少年は、2007年に映画「バッテリー」で芝居の世界に足を踏み入れた。人生の半分以上を俳優として過ごしてきた彼もいまや33歳。林遣都は最も旬な俳優の1人となった。

林の芝居は、「演技派」「実力派」と評されることが少なくない。観た者の多くは、直截的に感情を大きく揺さぶられてきた。

取材が始まったのは去年11月。世界をも巻き込んで社会現象となり、林の名を一躍世間に広めた大人気ドラマ『おっさんずラブ』シリーズ。その最新作からおよそ半年間、CM撮影の現場やプライベートにも密着。さらに彼の初舞台を手がけた演出家・倉持裕の新作『帰れない男』の現場にも立ち会った。

取材を重ねて、異様な光景を目の当たりに。スタジオには、芝居が終わった後も大きな瞳を幾度もまばたかせ、せりふを延々とつぶやき、いかにも近寄りがたい林がいる。セットが解体されている時でも、周りのスタッフがにぎやかに談笑している最中でも、その様子は一向に変わらない。ひとり黙々と役と向き合う姿には鬼気迫るものがあった。

かと思えば、ひとたび芝居から離れると、シャイで、繊細な一面をのぞかせる。そんな林の印象を付き合いの長い者たちは一様に「熱い男」だと口にした。“愚直さ”と“繊細さ”が入り混じり、とらえどころがない。林遣都はまさにそんな男だ。

取材中、「いまは人生の分岐点かもしれない」という言葉をたびたび耳にした。ひたむきに役に向き合う日々の中で、これからの自分はどうあるべきか。惑いながらも高みを目指し続ける姿を追った。

<プロフィール>
林遣都
1990年12月6日、滋賀県生まれ。
中学3年生の頃に、修学旅行で訪れた渋谷駅のホームでスカウトされことをきっかけに芸能界入り。
3000人の中からオーディションを勝ち抜き、映画「バッテリー」で2007年3月10日にデビュー、第31回日本アカデミー賞「新人俳優賞」をはじめ、各映画賞の新人賞を多数獲得。
以来、NHK連続テレビ小説『スカーレット』、Netflix『火花』、TBSドラマ『VIVANT』など多数話題作に出演。
好きな食べ物は、こっそり食べるラーメン。

番組情報

『情熱大陸』
MBS/TBS系
2024年4月21日(日)午後11時15分~11時45分

番組HP:https://www.mbs.jp/jounetsu/
番組X:@jounetsu
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