吉柳咲良、10代最後の日にアーティストデビュー 楽曲「Pandora」リリース&MVプレミア公開

吉柳咲良が、4月21日にユニバーサル ミュージック/Virgin Musicよりアーティストデビュー。楽曲「Pandora」をリリースする。

吉柳咲良は、2017年夏にミュージカル『ピーター・パン』にて、歴代最年少タイの13歳で10代目ピーターパン役に抜擢。NHK連続テレビ小説『ブギウギ』では、水城アユミ役として出演した。

アーティストデビュー日となる4月21日は、吉柳にとって10代最後の日。すでに自身のX(旧Twitter)、Instagramでは4月16日に『#10代最後に』というハッシュタグとともにミステリアスな人魚のシルエットのティザー映像がポストされ、アーティストデビューが予告されていた。

デビュー曲となる「Pandora」は、『ブギウギ』とも、本人のYouTubeチャンネルにて公開されている『歌ってみた』動画とも一線を画す楽曲に。ストリートフレーバー溢れるスリリングでディープ、センシュアルなトラックに仕上がっている。楽曲制作を手掛けたのは音楽プロデューサー Ryosuke “Dr.R” Sakai。作詞は麦野優衣が参加しており、吉柳咲良自身も作詞作曲で参加している。

なお、楽曲は前述のティザー映像で一部がチェックできるが、楽曲リリース日となる4月21日午後1時にはMVがプレミア公開される。同タイミングで本人のインスタライブも予定されており、そこでもサプライズな発表があるとのこと。

<Ryosuke “Dr.R” Sakai コメント>

デビュー曲となる本作「Pandora」をプロデュースさせて頂きました。実はこの曲、彼女と初めてお会いした日に作った作品なのです。最初はスタジオで挨拶だけ、という予定だったのですが、「折角だし、試しに作ってみる?」といった具合に作り始めた曲で。彼女はこれまでにオリジナル曲を作ったことも全くなかったようで当初はとても困惑していましたが、僕と二人でアイディアを出し合ううちに段々とコツを掴み、結局1日の作業で楽曲の骨子を全て作り上げしまったのです。そういったセッションを通じても、吉柳咲良は最近出会った新人アーティストの中でも特にズバ抜けたセンスと才能、そして歌声を持っていると感じています。「Pandora」は彼女が今まであまり見せてこなかったような内面の部分を切り取った楽曲で、内に秘めたエネルギーが解放されるようなイメージの楽曲になっています。サウンドとしては現在進行形の世界標準RnB/HipHop系のビートを用いていますが、いよいよ日本でもこういう曲を歌いこなせるアーティストが出てきてくれたなと、個人的にも非常にワクワクしています。禁断の「Pandora」、ぜひお楽しみください。

<麦野優衣 コメント>

Ryosukeさんのスタジオで初めて出会った日に聞いた、さくちゃんにとって初めてのソングライティング体験だったはずの、歌詞もまだ無いあの時点でのデモがあまりにもかっこよくて、今もその衝撃は鮮明に覚えています。数々の作品で様々な想いの代弁者として役を演じ曲を歌ってきた彼女が、初めてゼロイチの自己表現に挑戦し、『吉柳咲良』という存在を世界に放つ『Pandora』。インタビュー形式で彼女とたっぷり対話し、ぴったりの世界観を共に練り上げる所から始まった歌詞制作でしたが、テーマである「パンドラ」にたどり着いた一番のヒントは、彼女の言葉から伝わる「どんなジャッジを受けようと自分の『好き』を貫き通したい」という思いでした。レコーディングでは、より彼女らしい新たな表現へのハングリーな追求心に何度も驚かされ、あっという間に彼女のファンになりました。今まで彼女が内に秘めていた色彩がどう世界に広がっていくのか、是非目撃していただきたいです!

(文=リアルサウンド編集部)

© 株式会社blueprint