「ラーメン記者、九州をすする!」「亜熱帯の島の子育て」 全国地方紙の本、京都市中京区に大集合

地方紙ならではの郷土色豊かな書籍が並んでいる

 全国の地方新聞社が出版した書籍を紹介する「全国新聞社ふるさとブックフェア」が、京都市中京区のゼスト御池地下街寺町広場で開かれている。26日まで。

 北海道から沖縄まで46社で構成する全国新聞社出版協議会とふたば書房御池ゼスト店が主催。郷土色豊かな本や雑誌、写真集、絵本など350種1200冊を販売している。

 会場には、石川県の能登半島地震や岩手県出身の大リーガー大谷翔平選手の活躍をまとめた地元紙の報道特集などが並ぶ。「ラーメン記者、九州をすする!」「かながわ定食紀行」といった地域の飲食店を深掘りした本もある。

 「昭和を走った仙台市電」(河北新報出版センター)や「亜熱帯の島の子育て」(南日本新聞開発センター)、「信州の縄文時代が実はすごかったという本」(信濃毎日新聞社)など京都の店頭ではあまり見かけない本も多い。同店は「バラエティー豊かで飽きずに楽しんでもらえます」と来店を呼びかけている。

全国の地方新聞社が出版した書籍が並ぶブックフェアの会場(京都市中京区・ゼスト御池)

© 株式会社京都新聞社