小4男児からの要求が? 難題に答えた母親に「商品化していいレベル」「愛情が詰まってる」

子供の夢や希望に対して、親はできる限り寄り添い、叶えてあげたいもの。

好きな物を前にした時に、キラキラとした表情を見ると、嬉しくなりますよね。

小4男児から無理なお願いをされたら…

イラストレーターで漫画家の、あらいぴよろ(@pchaning)さんは、1枚の写真とともにこんなコメントをX(Twitter)につづりました。

「誰か私を褒めてください…」

あらいさんのひと言に、切実な思いが伝わってくるでしょう。

実は、小学校4年生の息子さんからこんなことをいわれたのだとか。

「お母さん…俺、土偶のぬいぐるみが欲しいんだけど…」

『土偶のぬいぐるみ』という、シュールすぎるアイテムに、頭を抱えたあらいさんですが、試行錯誤を重ねて、息子さんの要望に応えることができたといいます。

あらいさんが作った、ぬいぐるみの写真をご覧ください。

土偶のキャラクターみたいで、かわいいっ…!

普段なら子供が欲しがるものを店舗などで見つけて購入していた、あらいさん。

しかし、土偶のぬいぐるみはなかなかありません。見つけたとしても、リアルすぎて「これだ!」という商品がなかったようです。

そこであらいさんは、不要になったタオルを縫い合わせ、お手製の『土偶』を完成させました。

ぬいぐるみを受け取った息子さんは、食事中に目の届く所へ置いてみたり寝る前にはアロマスプレーをかけてスリスリしたりと、目を輝かせて喜んでいるとのこと。

あらいさんの努力と愛情が詰まった作品を見た人からは、称賛のコメントが寄せられています。

・商品化してほしいレベルの出来栄えで驚きました!

・「土偶のぬいぐるみが欲しい」っていう、息子さんにもセンスを感じる。

・母親の愛情がたくさん詰まったぬいぐるみですね。真似して作ろうかな。

・大変だったでしょう。力作に感動しました!

土偶のぬいぐるみを作ったことで、子供の笑顔が見られただけでなく、息子さんの成長も感じたというあらいさん。

あらいさんの製作時間を確保するために、家事を率先してお手伝いするようになるほか、家にある材料を使って、『ないものは作る』という発想に気付けたといいます。

息子さんが成長したら、「大切な人のために手作りのものを贈りたい」と思う日がくるかもしれませんね。

なお、あらいさんがイラストと漫画を担当した単行本『48歳からのメイクの強化書 笑って学べるマンガで化け活。』が発売されています。気になった人は、チェックしてみてください。


[文・構成/grape編集部]


出典

@pchaning

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