会社役員夫婦が自宅で殺害、放火された事件 未解決のまま14年 有力情報には1000万円の懸賞金 富山

2010年、富山市で会社役員の夫婦2人が殺害された殺人放火事件から、20日で14年となるのを前に県警が事件現場周辺で情報提供を呼びかけました。

この事件は2010年4月に会社役員の福田三郎さん(当時79)と妻の信子さん(当時75)が殺害され、自宅が放火されたものです。

富山県警によりますと、2023年度の1年間で事件に関する情報が新たに5件寄せられ、これまでに集まった情報はおよそ160件にのぼりますが犯人の逮捕にはつながっておらず、県警は有力な情報提供者には最高1000万円の懸賞金を支払うとしています。

また長期未解決事件の捜査が組織的かつ効果的に行われる体制を整備するため今月、新設された特命捜査係では最新の科学技術の活用を図るなどし事件解決を目指すとしています。

富山県警捜査第一課・平野聡課長: 「捜査が長期化しておりますけども、皆様のなにげない撮影された当時の動画なり写真があれば 捜査進展の糸口に繋がる可能性がありますので どうか本当に些細な情報でも構いませんので、ぜひ情報をお寄せいただければというふうに思っております」

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