朗希に“圧勝”のオリ剛腕が「化け物」 12球団トップの衝撃数値「えぐいの来たな」

オリックスのアンドレス・マチャド【画像:パーソル パ・リーグTV】

マチャドはここまで5試合に登板して防御率1.80、奪三振率12.60

オリックスに新加入したアンドレス・マチャド投手は、ここまで5試合に登板して防御率1.80、計5イニングを投げ7奪三振、奪三振率12.60という快投を続けている。際立つのは160キロを連発する剛球。ファンも「マチャドどうやって打つん。えぐいの来たな」「マチャドは化け物」などと驚いている。

セイバーメトリクスの観点からプロ野球の分析を行う株式会社DELTAのデータによると、マチャドのストレートの平均球速「FAv」は157.3キロ。イニング数こそ少ないが、堂々の12球団トップだ。2位で巨人の大勢投手(155.7)と1キロ以上の差をつけ、6位でロッテの佐々木朗希投手(154.4)も大きく上回る。

185センチ、105キロの大型右腕は、2017年ロイヤルズでメジャーデビュー。2021年からはナショナルズに所属し、昨季は44試合に登板して4勝1敗。4ホールド、防御率5.22という成績だった。速球の平均球速は96.7マイル(約155.6キロ)をマークした剛球派で、海を渡っても健在だ。

ファンは「凄い投手」「大当たりだねぇ」「マチャド、初見はエグい」「出たら安心できるな」などと絶賛。3連覇中の王者に加わった新戦力への注目は増すばかりだ。(Full-Count編集部 データ提供:DELTA)

データ提供:DELTA
2011年設立。セイバーメトリクスを用いた分析を得意とするアナリストによる組織。書籍『プロ野球を統計学と客観分析で考える デルタ・ベースボール・リポート1~3』(水曜社刊)、電子書籍『セイバーメトリクス・マガジン1・2』(DELTA刊)、メールマガジン『1.02 Weekly Report』などを通じ野球界への提言を行っている。集計・算出した守備指標UZRや総合評価指標WARなどのスタッツ、アナリストによる分析記事を公開する『1.02 Essence of Baseball』も運営する。

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