航空会社が飛行ルート変更、イスラエルのイラン攻撃で

Jamie Freed

[19日 ロイター] - イスラエルによるイラン攻撃後、イラン上空の飛行が制限されたことを受け、一部の航空便は行き先の変更や出発地への引き返しを迫られた。

航空機の航路を追跡する「フライトレーダー24」によると、イランはイスラエルによる攻撃後、テヘラン、シラーズ、イスファハンの空港を閉鎖。国内西部の空域で数時間にわたって飛行を停止した。

空港閉鎖と飛行停止は0445GMT(日本時間午後1時45分)までに解除された。米連邦航空局(FAA)のデータベースに掲載されていた空港閉鎖の通知も削除された。

航空会社フライドバイは空港再開前、19日のイラン便を全て欠航にすると発表。すでに出発していた便の一部はドバイに引き返した。

フライトレーダー24によると、イラン航空のローマ発イラン行きの便は行き先をトルコのアンカラに変更した。

欧米やアジアの多くの航空会社は、中東情勢の緊迫化を受けて、すでにイラン上空の飛行を停止していた。

© ロイター