鈴の音が聞こえそうなチャグチャグ馬コの作品も 「透明水彩」で描く欧州やふるさと岩手の風景 盛岡市出身の古山拓さん個展

盛岡市出身の画家・古山拓さんがヨーロッパや岩手の風景を描いた水彩画展が盛岡市のデパートで開かれています。

盛岡市出身で仙台市在住の古山拓さんはアニメーターを経て独学で絵画を学び、1997年ごろからヨーロッパを旅して描いた水彩画の個展を全国各地で開いています。「透明水彩」という絵の具を使った作品の数々は水でにじませたような淡い色彩が特徴です。
盛岡市では17年前から2年に1度個展を開いていて、ヨーロッパに加えてふるさと岩手の風景画も展示・販売しています。このうちチャグチャグ馬コの絵「心の鈴音」は農耕馬のたくましさや岩手山の雄大さが優しく、鮮やかな色合いで描かれています。
この展示会は4月22日まで盛岡市のカワトクで開かれています。

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