中国・上海通関地の自動車輸出台数、1~3月は30.7%増

中国・上海通関地の自動車輸出台数、1~3月は30・7%増

上海外高橋港区の海通埠頭で、積み込みを待つ輸出自動車。(資料写真、上海=新華社配信)

  【新華社上海4月19日】中国上海税関は18日、今年第1四半期(1~3月)の自動車輸出台数が前年同期比30.7%増の52万9千台に達し、うち電気自動車(EV)は4割を超えたと明らかにした。

 長江河口に位置する上海外高橋港区では、貨物を積んだトラックや荷台ごと輸送できる「RORO船」事業を手掛ける海運会社40社近くが110数カ・国地域に通じる自動車輸送航路を開通している。上海税関管轄の上海外高橋港区税関が1~3月に監督・管理した自動車の輸出台数は28万台を超え、前年同期の高実績から2割以上増加した。

 上海の南東部にある南港RORO船埠頭(ふとう)は新エネルギー車(NEV)の輸出が盛んで、上海税関管轄の洋山税関が1~3月に監督・管理した自動車の輸出台数は44.3%増の11万4千台に達し、うち新エネ車は7割を超えた。

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