玉突き事故から6か月 熊本市動植物園のモノレール運行再開へ  再発防止に「モーター交換」「追突防止機能」 熊本

熊本市動植物園は、去年(2023年)10月に事故を起こしたモノレールの運行を4月26日から再開する方針です。

熊本市動植物園のモノレールでは去年(2023年)10月、モーターの故障で車両が停止した際に十分な確認をしないまま担当者が再始動した結果、後続の車両が故障車両に追突する事故が起きました。

この事故を受けて、動植物園は事故のきっかけになったモーターについて、全6車両のうち劣化していた4車両で交換を行い、さらに不具合が生じた際には全ての車両を停止させる『追突防止機能』を制御システムに追加しました。

不具合を解消しない限り停止状態が続くため、誤って再始動させるなどのヒューマンエラーを防げるとしています。

運行再開は4月26日からで、今後は月1回の職員研修や訓練を行う予定です。

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