源泉徴収漏れで253万円の追徴税 対象者10人に謝罪し所得税相当額を納付依頼 山口・宇部

山口県宇部市は19日、追徴税額252万7423円の源泉徴収漏れがあったと発表しました。業務の委託料や講師への謝礼などに対する源泉徴収の漏れで、下関税務署の調査で判明しました。

市によりますと、期間は2019年11月から2024年2月にかけてで、対象は16件・10人です。課税対象の個人への支払いを、対象外の法人と過った認識をするなどして、源泉徴収を納めていませんでした。

徴収漏れの対象者にはいきさつを説明して謝罪し、所得税相当額の納付を依頼したということです。市は追徴税額に加え、不納付加算税・延滞税28万4500円も納めたということです。

職員の知識不足が原因で、市は職員に周知徹底するとともに、チェックする仕組みを検討するとしています。

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