【同僚に「代行を呼んで帰る」と言ったのに…】酒気帯び運転の50歳小学校教頭を懲戒免職処分・福島

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送別会で酒を飲んだあとに車を運転して事故を起こした50歳の男性教頭について、県教育委員会は、19日付けで懲戒免職処分にしたと発表しました。

懲戒免職処分になったのは、須賀川市立第一小学校の星和明教頭(50)です。

県教育委員会によりますと、星教頭は、3月27日の午後11時ごろ、職場の送別会とその二次会で酒を飲んだあとに車を運転して車3台が絡む事故を起こし、酒気帯び運転の疑いで逮捕されました。

星教頭は、同僚に対して「代行を呼んで帰る」と話して、電話をする素振りをしたものの、携帯電話には、発信履歴が残っていなかったといいます。

教頭は、聞き取りに対し「自分に対しての甘さであり、自分を律することができなかった。なぜ酔いがさめたと判断したのか。後悔してもしきれない」と話しています。

また、教育委員会によりますと、教頭は、送別会では、2時間半の間に、ビールを5~6杯、レモンサワー1杯を飲み、二次会では、1時間の間にレモンサワー1杯を飲んでいたということです。

2023年度には、教職員20人が懲戒処分を受け、綱紀粛正を図る中での不祥事に、県教育委員会は「今後とも、再発防止に尽くすとともに県民の信頼回復に取り組んでいく」としています。

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