飛鳥新社、新ライト文芸レーベル「with stories」創刊へ 売上の一部を能登半島地震復興支援に寄付

飛鳥新社がライト文芸の新レーベル「with stories」を創刊する。その第1弾として『水槽世界』(文月 蒼・著)と『ハジマリノウタ。』(高橋びすい・著)の2冊が、4月23日に発売される。

『夢をかなえるゾウ』 『変な家 』などのミリオンセラー作品を刊行してきた飛鳥新社。停滞する出版業界において、オリジナリティーあふれる面白い作品をもっと世に送りたい、物語の持つ凄さをもっと体感してほしいという想いから、読み物の入り口にあたるライト文芸というジャンルで新レーベル「with stories」が立ち上げられた。

本レーベルでは心が癒され、満たされ、明るく前向きな気持ちになれるエンターテインメント作品を刊行。不確実な時代だからこそ、一歩踏み出す勇気を持つことの大切さを伝えたい。また、その原動力の一助になりたいという思いから「with stories=物語とともに」という名を冠している。

レーベルのローンチにあたり、物語が一歩踏み出す力になれたらという本レーベルの思いから、本書の売上の一部が「能登半島地震復興支援」へ寄付される。この取り組みは「with stories 支援プロジェクト」と命名され、本体価格の1%が寄付金となる。

(文=リアルサウンド ブック編集部)

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