【知事選】「幸福度ナンバー1の県を目指したい」立候補表明した鈴木前浜松市長が自身の政策を発表(静岡)

静岡県知事選に立候補を表明している鈴木康友前浜松市長は19日、自身の政策を発表し、「幸福度ナンバー1の県を目指したい」と説明しました。

19日、県庁で自身の政策を発表した鈴木康友前浜松市長。「教育」や「産業」などの重点項目を9つ挙げ考えを述べました。その一つにあえて掲げた、県が静岡工区の着工を認めていない「リニア問題」については、「推進していきたい」と説明しました。

( 鈴木 康友 前浜松市長)

「課題があるからやめるのではなくて、課題をどう克服して前進をさせるか。発想の転換が必要だと思う。生態系の問題は、多くの希少生物や植物とかが発見されて、それをきちっと丁寧に移設をして、その種を残していくなど、色々な対応が取られるが、そういう現実的な手法を取っていかないと、いつまでも事業は進んでいかないので、私ならその手法を取っていきたいなと思う」

また、県が浜松市の遠州灘海浜公園に建設を予定している新野球場については、「開放型ドーム案が現実的だ」と具体的な案を示しました。

( 鈴木 康友 前浜松市長)

「空間をドームで全部被せて密閉するのではなく、下の部分を開放して」「風をうまく取り込めれば」「夏でも空調がある程度大丈夫な状況が作れると」「かなり建設費のコストダウンもでき/複雑な空調設備がないので、維持管理コストもダウンできるし、非常に現実的なアイデアだと思う」

政策発表会見は、約1時間にわたって行われ、鈴木氏は、県が市・町に寄り添いながら、“オール静岡”で取り組んでいきたいと話しました。

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