天翔愛、父・藤岡弘、も舞台公演駆けつけると明かす 共演陣がツッコミ「言っちゃダメでしょ」

初日前会見に参加した天翔愛【写真:ENCOUNT編集部】

ミュージカル『アニー』リリー役で初出演

藤岡弘、の長女で俳優の天翔愛が19日、東京・新国立劇場で行われた丸美屋食品ミュージカル『アニー』(4月20日~5月7日)の初日前会見に出席した。同舞台に藤岡も駆けつけると明かした。

リリー役で初出演となる天翔は「この作品は、明日に向かって前に進もう、といういろんな世代の方が幸せになれる、幸せな作品。私にとっては今回初めてこの『アニー』に参加させていただくんですけども、この作品の魅力を伝えられる1人になれるように、初日ドキドキしておりますが、みなさんと一緒にがんばります」と意気込んだ。

また、全国巡業で広島県呉市を訪れることに触れて「広島に行くのが初めて。カキが大好きだから、カキを食べたいな」とニッコリ。「東京と大阪、福岡、名古屋は別の作品の公演で回ったことがあるんですけど、今回呉公演という、別の地域のみなさんのところで公演をするのが、お客さんの空気感みたいなものが本当に地域によって違うので、反応だったりとか、どんなお客様が待ってるんだろうというのが、その空気感を体感するのがとっても楽しみです」と述べた。

さらに、共演する藤本隆宏が天翔に「お父さんは本当いつ来るのかな?」と直撃。「ゲネプロに一回と、本番は……」と答えようとすると、共演陣が「(スケジュール上)言っちゃダメでしょ(笑)」とピシャリ。天翔は「本番中も、家族で見に来てくれることになっている」と言うにとどめた。

藤岡が来る予定をたずねた理由について藤本は「実は、前回『西遊記』という舞台で弟の真威人君とやったんですけど、そのとき藤岡さん、楽屋にいらした途端に大号泣で泣いてらっしゃって。今回どんな表情でいらっしゃるのか楽しみにしています」と話した。

会見には岡田悠李、絢田祐生、笠松はる、財木琢磨、須藤理彩も出席した。

同作は、1924年からアメリカで新聞連載がスタートした漫画「ザ・リトル・オーファン・アニー(小さい孤児アニー)」を原作に、77年にブロードウェイのアルヴィン劇場(現ニール・サイモン劇場)で誕生したミュージカル。同年のトニー賞において、作品賞をはじめ7部門を受賞。現在も世界各国で上演され続けている。日本公演は、86年に日本テレビ主催で上演をスタートして以来、39年にわたって上演されている。今回はオーディションの末に岡田と絢田がアニー役に選ばれた。ENCOUNT編集部

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