【しまね移住女子ブログ】ゆるやかに脱皮を繰り返す 〜西ノ島で3回転職した3児の母の9年間〜2齢 教育現場での脱皮

【しまね移住女子ブログ】小山亜理沙 vol.2

こんにちは!しまね女子ブログ 隠岐担当、西ノ島在住の小山亜理沙です。

前回は「自分が20代だったら絶対行ってる」の一言がキッカケという
移住の経緯についてお話しました。

今回から3回に渡って、お仕事にフォーカスしてお話します。
新しい土地で生活するにあたって気になるところですよね、お仕事。
私は西ノ島に住んで9年目になりますが、職業がころころ変わっております。

《転職歴》
1年目・・・高校教員
2〜5年目・・・教育コーディネーター(高校で1年間、小学校・中学校で3年間)
6〜8年目・・・複業(教材開発、講師、バスガイド、移動雑貨販売)
9年目・・・雑貨屋・カフェ店長

ブログタイトルでは「3回転職」と書きましたが、職種の数でいうともっと多いですね。笑

自分の中身の変化に合わせて
1日の中で多くの時間を占める「仕事」の時間を変化させていったら、
こうなりました。

島に来てから何度か
自分の中で違和感やモヤモヤがふくらみ、
脱皮するように新たな価値観を手にする、
という経験を繰り返しています。

それでは、脱皮のきっかけになった島暮らしのポイントをご紹介していきます!

【島暮らし×脱皮 その1】子どもも大人も成長し合う 隠岐島前教育魅力化プロジェクト

隠岐島前地域で唯一の高校。海士町にあり、西ノ島町や知夫村の生徒は船通学をしています

隠岐に来てから、隠岐島前高校で生物教師として1年、教育魅力化コーディネーターとして1年務めました。
当時の島前高校のキャリア教育は、自分の価値観を深掘りし、他者との違いを知り、チームを作り、課題解決を実践していくものでした。(今はもっと進化しているかも!)
本気でがんばる高校生に影響され、自分の価値観や働き方について考えるようになりました。

【島暮らし×脱皮 その2】こんな風に歳を重ねたい カッコいい島の大人たち
島で生活していると、世代の異なる方々と交流する機会が増えます。
60代から80代の方がイキイキと過ごし、プロジェクトの仕掛け人になっていることも。
毎日の暮らしがベースにあり、仕事は無理ない範囲でがんばるという方も少なくなく、私にとっては魅力的に感じました。

西ノ島で暮らす人々の様子は、
西ノ島町公式noteの記事『Humans of Nishinosima』にも載っています。
「大人の島留学」という制度で西ノ島に来た方々が書いてくださった記事です。
興味のある方はぜひご覧くださいませ〜

https://nishinoshima-town.note.jp/m/m0f024aca6ed9/hashtag/5095

【島暮らし×脱皮 その3】人生の学校フォルケホイスコーレ 西ノ島はデンマーク!?

デンマーク5日目。目の輝きを取り戻しつつあります

教員から教育コーディネーターに転職した頃、慣れない育児との両立もはじまり、公私ともに未経験のことばかりで必死な時期がありました。

デンマーク初日の様子。笑顔ではあるけど目が死にかけ

そんなときに知ったのが、デンマークのフォルケホイスコーレです。
フォルケホイスコーレとは、
共同生活をしながら、ゆっくり立ち止まる時間をとって
自分や他者と対話していく「人生の学校」です。
産後7ヶ月の時期に「えいやっ」とIFASさんのフォルケホイスコーレ体験プログラムに参加し、デンマークに訪れました。

参加者とゆっくり語り合ったり、森の中を散歩したり、焚き火を囲む生活の中で久々に深く呼吸ができるようになりました。

デンマークで見た馬

デンマークで見た船

デンマークの風景はどこか西ノ島に似ていて、
帰国後も西ノ島の自然の中で過ごすことで、フォルケホイスコーレの感覚を思い出すことができています。

西ノ島で見た馬

西ノ島で見た船 ね、ちょっとデンマークと似ていませんか?

その後、隠岐島前高校での勤務を終え、
西ノ島町教育委員会で教育魅力化コーディネーターとして3年間勤めさせていただきました。

その後、隠岐島前高校での勤務を終え、 西ノ島町教育委員会で教育魅力化コーディネーターとして3年間勤めさせていただきました。

この間に第2子である長男が生まれ、
公私共に更にバタバタしましたが
周りの方々に支えられてなんとか勤め上げることができました。感謝!

島の教育現場で5年勤めて、
公教育でできることとできないことについて、少しずつですが見えてきました。
また、やりたいことや関わりたいプロジェクトが複数あるときに、
本業を1つに絞ることによるやりにくさも感じていました。

デンマークから帰国後、参加したプログラムを模した『西ノ島ホイスコーレ』を実施しました

西ノ島町の教育魅力化コーディネーター退職後は
さまざまな職業を併せ持つ複業をしながら、
自分のやりたいこと・できることを整理することにしました。

以上、教育現場で過ごしていた私の脱皮ポイントについてのお話でした。
次回は島ぐらしだからこそやりやすい複数の職業を併せ持つ「複業生活」についてご紹介します。

ではまた、次回の記事でお会いしましょう!

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【名前】小山亜理沙
【居住市町村】西ノ島町
【UターンorIターン】Iターン
【移住前の居住地(都道府県)】千葉県
【年代】30代
【お仕事】
雑貨屋&カフェ『あそびとくらしの店 海月堂』店長
隠岐デジタルラボ アナログ担当
【好きなこと】
散歩 漫画 音楽 おいしいものを食べること
【Love shimaneとしてひと言】
目も耳も ノイズレスな生活の快適さ 過ごしてみないと気付けません
勢いで遊びに来ちゃいなYO 隠岐は4島周ってMy島を見つけたらいいYO 春〜秋がオススメだYO(冬の隠岐にもコアなファンがいます)

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