最近よく、もの忘れする…という方に 廿日市市で「もの忘れ相談会」 認知症の予防、早期化発見を 広島

認知症の予防や早期発見につなげようと広島県廿日市市で3月27日、「もの忘れ相談会」が開かれました。

JA産直ふれあい市場「よりん菜」で開かれた「もの忘れ相談会」は廿日市市が認知症への意識を高めてもらおうと実施しました。
27日は買い物客が立ち寄り15分ほどで記憶力や集中力を測定する脳の健康度チェックを体験したほか、日頃感じている不安なことなどを看護師に相談していました。

【廿日市市民(71)】
「よくもの忘れるから大丈夫かなと思って…大丈夫でした」
Qこういう機会があることは?
「いいと思います。安心しますよね」

【廿日市市 地域包括ケア推進課・高下美穂子課長】
「早期発見することによって極力色んな社会参加をしたり、医療にかかることで進行を遅らせることもできるし、そういった取り組みにしていきたい」

認知症を巡っては去年12月に保険適用されたアルツハイマー病の新薬「レカネマブ」の投与が県内の医療機関でも始まるなど治療法も増えていますが、市では症状が進む前の予防や早期発見に力を入れたいとしています。

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