LAジャズの才人3名からなるキャットパック、デビュー・アルバムから新曲「Midnight」を公開

ムーンチャイルドのメンバーで、透き通るような歌声が人気のアンバー・ナヴラン。サム・ウィルクスとのデュオやルイス・コール作品への貢献でも知られるLAジャズ・シーン屈指のピアニスト / キーボード奏者、ジェイコブ・マン。ドクター・ドレーやジャスティン・ビーバー、レイラ・ハサウェイらの作品に関わり、プロデューサーとして参加したジャスティン・ビーバーの『Changes』でグラミー賞にもノミネートされたフィル・ボードロー。この3名が新たにスタートさせたスペシャル・ユニット、キャットパック(CATPACK)が、6月21日(金)にセルフタイトルとなるデビュー作『Catpack』をリリースします。あわせて、アルバムより先行シングル「Midnight」が公開されました。

このシングルは、フィルのアパートで行なわれたジャム・セッションから生まれた曲の中で唯一アルバムに収録される楽曲。ジェイコブのスペイシーなアレンジの中を漂う、妖しげな鍵盤とシンセの音色、フィルのカタルシスあふれる呟きは、彼の“失策と記憶”を鮮明に再現し、眠りにつくまでそれらがどのように残るかを描写したもの。フィルは、「夜の壁を踊る影を思い描きながら、落ち着きのなさ、憂鬱さ、いたずらな喜びが入り混じった感情を味わっていた...そのすべてが歌詞のインスピレーションとなった」とコメント。アンバーのコーラスは、彼女の息のかかった低いトーンのメロディで、夢見心地なサウンドスケープを作り出しています。

本作『Catpack』には、友情と互いへのリスペクトで結ばれた3人の卓越したミュージシャンによる音楽表現の有機的な探究が生んだ11曲が収録。アンバー・ナヴランは、ヴォーカル、フルート、プロデュースを担当。ジェイコブ・マンは、キーボード、クラリネット、そしてプロデュースを、フィル・ボードローはトランペット、ヴォーカル、プロデュースを担当しています。

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