ウェストハムとの契約が今季限りで、延長するかどうかで注目を集めるデイビッド・モイーズ監督が、ちょっとしたバトルを繰り広げた。英公共放送『BBC』が伝えている。
現地時間4月18日に開催されたヨーロッパリーグ(EL)の準々決勝・第2レグで、ウェストハムはレバークーゼンとホームで対戦。第1レグは0-2で落としていたなか、1-1で終わり、無敗でブンデスリーガ初制覇を決めた難敵に屈した。
プレミアリーグは8位に留まるなか、この敗退は去就に影響するのか。試合後の会見で1人の記者から「今シーズンで任期が終わるのであれば、どう振り返る?」という質問が飛んだが、モイーズ監督は「すまない、その質問は受けない」とピシャリ。
そのうえで、改めて記者から「私はあなたがヨーロッパのカップ戦を戦った3年間と、ファンに(感動を)与えた瞬間について考えているのだが...」と振られると、昨年に還暦を迎えた指揮官はこう語った。
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「マシな質問だ。我々は準々決勝に3度進出し、2度勝ち、今夜は惜しかった。レバークーゼンはチャンピオンズリーグのチームであり、そのようにプレーしている。私たちは素晴らしい3年間を過ごしたなかで、より良い4年目を迎えられるよう祈っている」
ウェストハムはモイーズ体制5年のうち、ここ3年でELベスト4、ヨーロッパカンファレンスリーグ優勝、そしてELベスト8となった。来季、欧州でリベンジを果たすためにも、残り5試合で国内での順位を上げなければならない。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部