「1人で封入作業」個人情報記した税納付書、別人に送るミス

京丹後市役所

 京都府京丹後市は19日、氏名など個人情報を記した市・府民税の納付書1通と国民健康保険税の還付通知書2通をそれぞれ別の人に送付するミスがあったと発表した。

 市によると、15日に「市・府民税の決定または変更通知書」を141人に発送した際、名前や納付額が記された納付書1人分を別の1人の封筒に同封して郵送したほか、「国民健康保険税納税(変更)通知書」を289人に発送した際、氏名や住所、還付額を記した還付通知書2人分も別の1人の封筒に同封して郵送した。受け取った2人から18日に指摘されて判明し、関係者に謝罪したという。

 市税務課は「封入作業をそれぞれ1人で行っていたため、確認が不十分だった。今後は複数人での確認を徹底する」としている。

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