「何もなかったからエエやろ」で済ませるな! 大谷翔平を疑った識者に小籔が持論

大谷と小籔

お笑い芸人の小籔千豊が19日、関西テレビ「とれたてっ!」に出演。ジャース・大谷翔平投手の元通訳・水原一平容疑者が銀行詐欺の容疑で訴追されたニュースにコメントした。

番組ではニューヨーク・タイムズ紙の報道を紹介。それによると、大谷は韓国遠征から帰国後、捜査官に、自分の電子機器類を提供して捜査に協力することに同意。捜査当局は大谷と水原容疑者2人の間の約9700ページのメールに目を通したが、スポーツ賭博や水原容疑者が取引していたブックメーカーに関する記述は一切なかったという。

これにより、大谷がブックメーカーへの送金に同意していたという疑惑は晴れたことになるが、小籔は「だからホンマにあの時、大して訳も分かってへんのに、大谷さんのこと疑ってた人らは、ちょっと『すいません』の気持ち持っといてほしいですよね」とぴしゃり。

続けて「今なんか『別に何もなかったからええやろ、ハハハ』みたいな感じで枝豆食うてビール飲んではるんか分かりませんけど、『俺はあの時何も知らんのに大谷さんを怪しんでしまった』ということは、ちょっとしばらく『すいません』と思っといてほしいなと、僕は個人的には思います」と苦言を呈した。

MCの青木源太アナが「コメンテーターの人やネット上でもそういう意見は散見される」と告げると、小籔は「いや別にね、公に(頭を下げて)こうせえとは思えへんけど、心の中で『あ、そうか。あんな分からん感じの時に疑って、やっぱちゃうかったな。今度から気つけよ』と思っといてほしいなと思いますね」と呼びかけていた。

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