「第51回神戸まつり」4月21日開催 パレ―ドやグルメなど盛大に! 神戸世界パラ陸上関連企画も

「第51回神戸まつり」

神戸を代表するおまつり「神戸まつり」が、今年は4月21日(日)に開催されます。

5月17日(金)より、 国際的なスポーツイベント「神戸2024世界パラ陸上競技選手権大会」が開催されるため、例年より1か月早い日程での開催となりました。

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同イベントの「オープニング」開始は午前11時。今年は、能登半島地震で被災された方々が一日も早く日常を取り戻せるように願いを込めて、鎮魂と祈りの太鼓演奏を実施します。太鼓演奏のあとは、恒例の神戸市婦人団体協議会約800人による圧巻の総踊りが披露されます。

恒例の「おまつりパレード」は、正午から開始予定です。「神戸2024 世界パラ陸上競技選手権大会」(以下、神戸世界パラ陸上)開催記念パレードを皮切りに、マーチングバンドやサンバチーム、バトントワリングなど神戸ゆかりの全66団体によるパレードが行われます。

当日は、全8会場でステージイベントも展開されます。

フラワーロード北側「おまつり広場」での地元アーティストらのライブをはじめ、ユザワヤ南側・三宮神社北側の「わくわくストリート」ではチアダンスやキッズダンスなどが披露されます。「神戸旧居留地Jazz Stage」ではレトロな街並みをバックにビッグバンドを中心としたジャズ演奏を満喫できます。また、勇敢な和太鼓と打楽器が迫力満点な「KOBE夢太鼓」(三井住友銀行前ステージ)のほか、大丸神戸店北側・花時計線「ダンスアベニュー」ではストリートから民族舞踊までジャンル豊かなパフォーマンスが行われます。

さらに、「バラエティステージ in 東遊園地」でよさこいやフラダンス、京町筋で繰り広げられる「サンバストリート」には、神戸を拠点に活動するサンバチームが5年ぶりに集結し、神戸まつり名物の華やかな衣装と活気あるサンバが楽しめます。潮風が感じられる「メリケンパークエリア」では、フラダンスや楽器演奏をのんびりと鑑賞することもできます。

旧居留地周辺ほか会場エリア各地では、神戸市に登録しているアーティストによる路上パフォーマンス「KOBEまちなかパフォーマンス」が行われ、おまつりを盛り上げます。ほかにも、三宮界隈やメリケンパークではキッチンカーイベントや農家が参加するマーケットも開かれ、一日中おまつりを楽しむことができます。

加えて、東遊園地とメリケンパークの2会場で「スポーツ体験」や「パラスポーツ体験」も実施します。

「スポーツ体験」は、サッカーやバスケットボール、ラグビー、アメリカンフットボールなど、神戸を代表するトップチームが参加し、家族みんなで楽しむことができます。

「パラスポーツ体験」は、世界最高峰のパラ陸上競技大会である神戸世界パラ陸上(会場:神戸総合運動公園ユニバー記念競技場)の開幕を5月17日(金)に控え、大会種目である競技用車いすレーサーや、「ジャックボール」と呼ばれる目標球にいかにボールを近づけるかを競う“ボッチャ”を体験できるものです。ブースでは大会チケットも発売されるとともに、同大会への応援も呼びかけます。

神戸市文化スポーツ局・文化交流課の堀越さんは、「イベント当日は、神戸のグルメや音楽やダンスのパフォーマンスと並んで、スポーツ体験もぜひ楽しんでほしい!」とコメント。「神戸の一大イベント、『神戸まつり』を楽しんでください!」と呼びかけました。

※ラジオ関西『サンデー神戸』2024年4月14日放送回より

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