17日の地震で“震度6弱”観測の宿毛市 けが人は3人に…70代の女性2人が重傷 学校は再開

17日の地震で震度6弱を観測した高知県宿毛市では19日から学校が再開されました。子どもたちは揺れや自宅の状況などについて会話し、無事を確認し合っていました。

高知県宿毛市では17日、豊後水道を震源とする地震で震度6弱を観測しました。宿毛市によりますと、この地震で70代の女性2人が重傷を負ったことが新たに分かり、地震による県内のけが人は、重傷2人、軽傷1人の合わせて3人となりました。

およそ180人の生徒が通う宿毛中学校では、17日の地震で正面入り口近くの地面に線状の亀裂が入って段差ができ、一部の扉が開かなくなっていました。18日が休校となり、19日から学校が再開。登校した生徒たちは地震の揺れや自宅の状況などについて会話し、それぞれ、無事を確認し合っていました。

(宿毛中学校 吉福 巧 校長)
「地震についてはいつ起きるかほんとに分からない状態で、再度、自分事として考えていくことが一番大切だということを(生徒に)伝えていきたい」

宿毛市では18日実施予定だった「全国学力テスト」をほとんどの小・中学校で19日、実施するということです。

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