ライオンズブルー効果!?7連敗中の西武 課題の攻撃陣が初回3得点 5試合ぶり先制&適時打

1回1死、左越えに先制ソロを放つ西武・岸(撮影・大泉謙也)

◆西武―楽天(19日、ベルーナドーム)

7連敗中の西武は課題の攻撃陣が初回から攻め立てた。

口火を切ったのは17日のロッテ戦に続いて2番左翼でスタメン入りした岸潤一郎。初回に楽天先発早川の直球を捉え、左翼スタンドに2号ソロを。チームにとって12日のソフトバンク戦以来、5試合ぶりの先制点をもたらし「先頭打者のハセ(長谷川)がフルカウントまで粘ってくれたおかげで、早川投手の球を多く見ることができたので、いい結果につながった」と喜びを口にした。

2死からはアギラーの四球と中村剛也の左翼線二塁打で二、三塁とし、佐藤龍が左前2点打。適時打も5試合ぶりとなった。

西武はこの日から「西武ブルーシリーズ」と銘打ち、球団移転時から受け継がれてきた「ライオンズブルー」の限定ユニホームを着用。黄金時代も築いた往年の強さを彷彿とさせた。

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