湘南台で街頭活動 交通事故死ゼロを訴え 藤沢市

通行人に啓発物を配る交通指導員

4月10日が全国一斉の「交通事故死ゼロを目指す日」であることを周知するため、前日の9日、湘南台駅地下通路で啓発の街頭キャンペーンが行われた。

6日から15日まで実施された「春の全国交通安全運動」の一環。藤沢北警察署と藤沢北交通安全協会の関係者らが、チラシやクッキーなどの啓発物200セットを通行人に配布し、交通安全を呼び掛けた。

同署管内では今年3月末までに156件の交通事故が発生(昨年同期比7件増)。そのうち高齢者が関わる交通事故が約35%、二輪車が約30%、自転車が約20%を占める。昨年1年間と同数の2人が交通事故で亡くなっている。

仲戸川博幸署長は「交通安全の機運を高め、交通事故を1件でも減らすよう努めていく」と話した。

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