思うように進まず…ポイント還元事業「第2弾」前回と何が違う?予算額2億4000万円、まだ消化は3分の1

対象の店で買い物をすると、1人最大1万円分がポイントで還元されるという鳥取県米子市の消費喚起事業の第2弾。
キャンペーンが始まりおよそ2か月がたちましたが、思うように進んでいないようなんです。

米子市 伊木隆司 市長
「予算額2億4000万に対して、おおむね30パーセント強ほど消化したところ」

2月にスタートした「もっとキャッシュレスで応援!よなごプレミアムポイント還元事業」第2弾。
キャッシュレス決済サービス「J-Coin Pay」を使って市内の対象店舗で買い物をすると、1人当たり1万円を上限に支払った金額の10%分がポイントとして還元され、米子市民でなくても利用できます。

総額2億円で還元率が20パーセントだった第1弾は2か月半で終了しましたが、還元率10パーセントの第2弾は、2か月あまりで総額2億4000万円のうち、まだ7600万円と3分の1ほどにとどまっています。

米子市 伊木隆司 市長
「(第1弾の)20パーセントはさすがにインパクトもあって、予定したよりも早く、予算が消化されて終了という風になったけど、10パーセントでも十分ですね物価高騰支援になり得るだろうと考えているので、より多くのユーザーを獲得できるように告知など頑張っていきたい」

市内のスーパーや飲食店、美容院などおよそ1000の店で利用できるということで、米子市はホームぺージで対象店を確認するなどして活用してほしいとしています。

© 株式会社山陰放送