アジアで1番新しい国、東ティモールの駐日大使が熊本を訪れています。
熊本県庁の職員が出迎えたのは、オーストラリアの北に位置する島国、東ティモールのイリディオ・シメネス・ダ・コスタ特命全権大使です。
東ティモールは失業率が高く貧困問題が深刻で、教育や職業訓練を支援する県内の団体が招待しました。
コスタ大使は、「技能実習生を通した交流を熊本でも始められないかと強く思っている」と挨拶しました。
対して木村知事は、県内に東ティモール出身の技能実習生がいない現状を踏まえて「帰国した後、仕事に繋げてもらうことが大事。どういった分野があるのか検討したい」と応じました。
コスタ大使はあさって(4月21日)まで熊本に滞在し、県内の農業団体や企業などを視察する予定です。