和歌山県と中国山東省の友好40周年記念植樹

和歌山県が中国・山東省()と友好提携を結んでから40周年を迎えたことを記念して、きょう(19日)山東省からの訪問団が和歌山市を訪れ、県立近代美術館に隣接する丘に友好のしるしの白松()を植樹しました。

白松の記念植樹のもよう(4月19日・和歌山市吹上)

訪れたのは、中国共産党・山東省委員会の白玉剛(はく・ぎょくこう)()常務委員 兼 宣伝部長や、薛剣()(せつ・けん)駐大阪領事らおよそ50人で、和歌山県日中友好協会の中拓哉()(なか・たくや)会長や県議会の濱口太史(はまぐち・たいし)()議長、それに、和歌山大学教育学部附属小学校の児童らの歓迎を受けました。

和大附属小の児童らの歓迎を受ける白常務委員ら

そして、白()常務委員らは、儒学の祖・孔子の像が展示されている近代美術館に隣接する丘に、日中友好と長寿の象徴である白松「白皮松()」の苗を植樹し、和歌山県との末永い友情への思いを新たにしました。

白常務委員(左)と薛在大阪総領事(右)

白常務委員は「和歌山の皆さんの熱意と活力を感じています。次は皆さんの山東省への訪問を心待ちにしています。次の40周年の物語を始めようと思います」とあいさつしました。

山東省の訪問団は、このあと、和歌山マリーナシティホテルでの懇談会に出席し、あす(20日)は高野山金剛峯寺を訪問したあと、大阪府へ移動する予定です。

© 株式会社和歌山放送