サンマの漁獲枠さらに削減へ 去年より10%減で気仙沼漁協「資源回復のきっかけになれば」

サンマの漁獲枠などについて話し合う北太平洋漁業委員会は18日までの4日間、日本や中国、ロシアなど9つの国や地域が参加して開催された。

今回の会合では水揚げが大きく減っているサンマについて、資源の状況をもとに漁獲枠を自動計算する新たなルールを導入することが決まった。

これによって合意した9つの国と地域の2024年の総漁獲枠は去年より10%減り、年間22万5千トン以内に削減される。

今回の決定を受けて、気仙沼漁協は「水揚げが落ち込む中、資源回復に向けたきっかけになればいい」と話しています。

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