吉野ヶ里町で春の味覚、タケノコが収穫されています。シーズンは残りあと少しということで旬を味わってはいかがでしょうか。
吉野ヶ里町松隈の山ではそれぞれの所有地でタケノコが収穫されています。
このうち服巻成典さんの区画では3月下旬ごろから収穫が始まりました。
そのタケノコ堀りを体験させてもらいました。
覗いている芽の向きからタケノコがどのような角度で埋まっているのかを判断し、周りの土を掘っていきます。
【リポート・野口貴史】
「いや、これなかなか切れないですね」
タケノコは親竹と繋がっていて、茎をなかなか断ち切ることができません。
服巻さんに手伝ってもらいながらなんとか掘り進めます。
【野口】
「おお!獲れました!はぁ〜、大変ですね」
長年の経験がある服巻さんは慣れた手つきで次々とタケノコを収穫。
1日に約30本〜40本を掘り出すといいます。
【服巻成典さん】
「今年はまあまあいい感じのタケノコが出ているので楽しみで掘っています」
辺りを見回すと既に背が高くなっているものも。
今シーズンの収穫はもうすぐ終わるということです。
収穫したタケノコは、神埼市の高取山公園にある直売所で販売されています。
直売所では皮や根などを取り除き1時間ほど茹でてアク抜きをした状態で棚に並びます。
下処理が終わるお昼過ぎには茹でたてのタケノコを求めて直売所を訪れる人も多いということです。
【服巻成典さん】
「タケノコごはんとか煮つけとかそういうとで食べてもらえれば美味しいタケノコとなりますのでよろしくお願いします」
シーズンも残りわずか。旬のタケノコを楽しんでみてはいかがでしょうか。