【北海道の天気 4/19(金)】ゴールデンウィークスタートは“かなりの高温”汗ばむ花見か…最新の10日間予報

(菅井貴子気象予報士が解説)午後6時30分現在

◆今週の札幌

史上最速の夏日、シラカバ花粉本格飛散開始、半月ぶりの雨、サクラ開花発表…

日ごとに天気や季節のトピックスが入った週でした。

きょうは今週で最も低温で、寒の戻りとなりました。

◆週末の予報

・20日(土)

全道的に風が強く、前日より寒くなるでしょう。

朝は、道北やオホーツク海側は、雪が混じり、

降雪量は網走地方の多い所で10センチです。

峠や山間部は、積雪状態となるでしょう。

車で遠出をする方は、冬タイヤが必須です。

・21日(日)

風は弱まりますが、肌寒さが続くでしょう。

オホーツク海側は、低い雲が残り、にわか雨の所があるでしょう。

一方、道南や太平洋側は、日差しが多く、

お花見や行楽も楽しめそうです。

◆高温に関する早期天候情報

札幌管区気象台から、高温に関する早期天候情報が発表されています。

北海道地方の日本海側や太平洋側側は4月25日(金)~30日(火)ごろにかけて、

平年よりかなりの高温となる可能性が出てきました。

農作物の管理や山のなだれに注意をするとともに、

ゴールデンウィークは季節外れの暑さになることもありますので、

扇風機など涼をとる設備も準備しておいてください。

◆全道の10日間予報 20日(土)~29日(月・祝)

来週半ばにかけて、低温が続きそうです。

サクラが開花した南西部は花冷えとなりますが、サクラはゆっくりと咲き進み、

今年は見ごろが長く楽しめるかもしれません。

24日(水)から25日(木)は、低気圧が発達するため、大雨の可能性が出てきています。

PM2.5も多く、汚れ混じりの雨になりそうです。

26日(金)は天気が回復し、その後は内陸部で汗ばむ陽気となりそうです。

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