九大箱崎キャンパス跡地の再開発 西鉄社長がスマートシティへ意気込み「2030年ぐらいに最初の施設が完成」 福岡

九州大学箱崎キャンパス跡地の再開発事業で、優先交渉権者のグループに入った西日本鉄道の社長が19日、事業への意気込みを語りました。

福岡市東区の九州大学箱崎キャンパス跡地の再開発事業をめぐっては、18日、住友商事を代表とした西鉄やJR九州・西部ガスなどの企業グループが、地権者である九州大学などと優先して交渉できる権利を獲得しました。

西鉄の林田社長は19日、再開発事業の目玉として掲げる「スマートシティ」の実現へ意気込みを語りました。

■西鉄・林田浩一社長

「AI活用型のオンデマンドバスをすでに運行したり、ノウハウも各自治体に提供したり、かなり実績を積んできている。福岡はもとより九州全体の発展に寄与できればと思う。」

林田社長は「順調に進めば2030年ぐらいに最初の施設が完成するだろう」と、今後の見通しについて話しました。

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