春日局の祈願寺として知られる三重県鈴鹿市の荒神山観音寺で、ハンカチの木が見頃を迎えています。
白いハンカチが木からぶら下がっているように見えるのは、花びらではなく葉が変形したものです。
約30年前に大阪で開かれた「国際花と緑の博覧会」を記念し、先代の住職が植えたものです。
今年は4月上旬から芽吹き始め、ここ数日でハンカチ状の葉が緑から白へと変わりました。
また、例年よりも10日ほど早く見頃を迎えた日本シャクナゲも咲き誇り、境内を華やかに彩っています。
荒神山観音寺のハンカチの木は、あと数日はヒラヒラと揺れる姿が見られ、シャクナゲは1週間ほど楽しめるということです。