八戸市の蕪島ではウミネコの産卵がピークを迎えています。
ウミネコの繁殖地として、国の天然記念物に指定されている八戸市の蕪島。毎年この時期、3万羽ほどのウミネコが飛来します。
市の担当者によりますと11日の朝、神社の境内2カ所で産卵が確認されました。その後、蕪島の至る所で卵が見つかっていて、産卵のピークは5月初めごろまで続くとみられています。
親鳥は、他の鳥や獣などに襲われないよう周囲を警戒しながら卵を大事に温めていました。
【八戸市民】
「何か見ていると癒やされるという感じはある。鳴き声うるさいのですけれど好きですね、私は」
【ウミネコ保護監視員 高橋信治さん】
「無事にひなが育って、飛んでいくように願っています」
産卵後、20日から1カ月ほどでひなが誕生するということです。