コウノトリの卵ふ化 広島・世羅町で2年連続

去年、広島県内で初めて繁殖された国の天然記念物「コウノトリ」。今年も世羅町でひなが誕生したとみられることが分かりました。

世羅町によりますと町内の電柱に巣をつくっているコウノトリの親鳥が、ひなに餌を吐き出している姿が複数回確認されました。

3月11日から14日に産卵したと推定されていて、約1カ月の抱卵を経て16日にひなが誕生したとみられています。

世羅町は無事にひなが巣立つよう、接近しての観察や撮影を自粛するなど、あたたかく見守ってほしいと呼びかけています。

コウノトリのつがいは去年も3羽のひなを育てているのが確認されていました。

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