土佐市の60代女性 約7500万円の特殊詐欺被害【高知】

高知県土佐市の60代女性がおよそ7500万円をだまし取られていたことが分かりました。

県警によりますと土佐市に住む60代女性は今年1月、内閣サイバーセキュリティセンターの職員を名乗る男から電話で「携帯電話からウイルスが出ていて被害が出ている」「被害者が出ているので保険に入ったほうがいい」などと嘘の情報を伝えられ、高額の架空の保険に加入。

その後、複数の男から「ウイルス被害を知ったうえで保険に入ったので詐欺になる」「あなたのために裁判所とやり取りをしているので費用を支払え」などと言われ、保険の加入料やウイルスによる被害者への補償金などの名目であわせて7462万円をだまし取られました。

県内の特殊詐欺の被害額は18日までに3億3300万円にのぼり、去年の同じ時期よりも3億増加しています。

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